学生の主体性を育み、卒業後に活躍する人材育成を目指すPBL型の授業
日本大学松戸歯学部では、2023年4月から3年生を対象とした通年・必修授業「医療行動科学３」の内容制作・実施をアチーブメント株式会社と共同で行っています。後期がスタートし、11月27日(月)の授業では、歯科・内科・フィットネス・カフェの4部門からなる予防クリニックを経営する現役歯科医院長 野上宏明氏がゲスト講師として登壇いたします。
■卒業後に活躍する人材育成を目指すPBL型の産学共同開発カリキュラム
日本大学松戸歯学部では2023年4月から、3年生を対象とした通年・必修授業「医療行動科学３」の内容制作・実施を、アチーブメント株式会社とともに行っています。
カリキュラムは、少子高齢化の加速をはじめとした時代の変化をにらみ、職業人として活躍する力を高めるため、従来の知識の詰め込み型の講義だけではなくPBL型の授業です。
「タイムマネジメント力」「コミュニケーション力」「リーダーシップ力」を強化し、活躍する歯科医師を輩出することをゴールに、国家試験合格率向上を目指します。
講師を担当しているのは、医療法⼈CSDSななくに⻭科の院⻑、アチーブメント株式会社の認定講師、⼀般財団 法⼈⽇本プロスピーカー協会 顧問 認定シニアプロスピーカーでもある、深沢宗主⽒と、日本大学松戸歯学部衛生学講座教授の有川量崇氏が担当。
■「歯科の枠に捉われない」予防クリニックを経営する現役歯科医院長がゲスト登壇
今回は、「身体を病気にしない、予防する」をコンセプトに、歯科の枠に捉われない歯科・内科・メディカルフィットネス・カフェの4部門からなる予防クリニックを経営する野上宏明氏が特別講師を務めます。
実は、野上氏は、祖父・父ともに歯科医師だったこともあり、4歳のときには『歯医者になる』と作文に書いていたそうです。大学卒業後も、技術や知識を磨き続けることにこだわり、ニューヨーク大学のインプラント・審美歯科コースを卒業。2017年に、祖父の代から80年続く歯科医院を予防クリニックへリニューアル。現在は、歯科が全身健康の拠点となるよう歯科・内科・メディカルフィットネス・カフェの4部門からなる医院を経営されています。
先を見据えた新しい形の歯科医療を提唱する背景には、対症療法的で部分的な歯科治療を行うのではなく、体全体から健康を考え、根本の原因を突き止めていくことで虫歯や歯周病などが再発しないように導くこと。予防に力を入れ、病気にならない体づくりをサポートすることを大事にしているためです。 より具体的な予防歯科に対する取り組みを授業ではお話頂きます。
▼講師
野上宏明 医療法人栄宏会
理事長/院長
ニューヨーク大学のインプラント・審美歯科コースを卒業。インプラントの埋入実績も2,000本以上と治療技術に磨きをかけてきた。その途中、第二象限の重要性、予防の重要性に気づき、祖父の代から80年続く歯科医院をカフェ、歯科、内科、フィットネスからなる予防クリニックへとリニューアル。2019年6月には南青山に同じコンセプトの完全自費クリニックを分院としてオープン。 全国の歯科医院に、予防クリニックの取り組みを発信、伝承するための活動を行っている。歯科が全身健康の拠点となるよう日本の健康を守る診療科へのパラダイムシフトを日本に起こすことを目指している。
＜詳細＞
日時：2023年11月27日(月) 09:00～10:30
場所：日本大学松戸歯学部
対象：3年生対象 通年・必修授業「医療行動科学３」
▼プロジェクトの詳細はこちら
https://corp.achievement.co.jp/project/project-11091/
■日本大学松戸歯学部について
⽇本⼤学松⼾⻭学部は、千葉県松⼾市にある創⽴53年⽬を迎える⻭学部。「⾃主創造」、「⾃ら学ぶ」、「⾃ら考える」、「⾃ら道をひらく」の3つからなる「⾃主創造」を教育理念に掲げる。卒業⽣は6000⼈を超え、⽇本だけでなく、海外でも⻭科医療の最先端で活躍する⼈材を輩出している。