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【6/18開催決定・アスリート向け教育研修】 9年に及ぶ徳洲会体操クラブの組織変革の一部始終が凝縮された一日

プレスリリース
2023.06.12

 

「次に目指すは世界一!」 どん底から日本一に返り咲いた徳洲会体操クラブが取り組む『考え方の教育』

日本中が湧いたWBC侍ジャパンの歴史的勝利から3か月。ここにも次の「世界一」を目指すチームがいます。その名は「徳洲会体操クラブ」。一時は廃れたとまで言われた名門クラブが、9年間にわたる組織変革を経て、2022年に15年ぶりの日本一に輝きました。そして次は世界の頂点を目指して躍進中です。その変革の背景には、技術や知識ではなく「考え方」の教育にこだわる米田功監督(アテネ五輪金メダリスト)の存在があります。組織文化の変革を目指して年2回の教育研修に取り組み続けてきたが、今年度初回の研修が間もなく開催予定です。どん底から日本一に返り咲いた組織変革の舞台裏を、今回は特別に公開いたします。

【1】「超一流」と「一流」の差は考え方にある
アテネ五輪男子体操団体金メダリストで、現在徳洲会体操クラブの監督である米田功氏の言葉です。プロになった時点で、全員技術は一流。しかしその技術を本番ですべて出しきれるかどうかで差が生まれるのです。窮地に立ったとき一歩踏ん張れるか、応援される存在になれるか、努力し続けるセルフコントロールが出来るか。それは、選手一人ひとりが鮮明な「勝たなければならない理由」があるかどうかで変わってきます。言い換えれば、「勝つ目的」です。「勝つ目的」が明確にあれば、ブレることなく結果に邁進することが出来るのです。
そしてこれは、他でもないアテネ五輪で世界の頂点に輝いた米田監督自身が大切にしてきたことなのです。

【2】15年ぶりに日本一に輝き、努力が報われたあの日
米田監督は、2008年に選手を引退した後、2013年監督に就任。しかし、徳洲会体操クラブはスランプに陥っていました。オリンピックで活躍する選手を輩出し続けてきた名門クラブだったが、2016年のリオ五輪では出場選手0名を経験。廃れた名門として揶揄されたこともあります。その間、米田監督は試行錯誤を繰り返しながらも、一貫して「考え方」の教育を大切にして、組織の変革に取り組んできました。そうして、数多くの努力を経て、2021年東京五輪では2名が出場し、団体銀に貢献。さらに、2022年に15年ぶりとなる全日本体操団体選手権での日本一に返り咲いたのです。

「勝てる確信があった。練習の8割でも行けると言えるほど、一致団結できていた」そう語るのはチームを率いるヘッドコーチ。全員が同じゴールを見て、そして「勝つ目的」を明確に共有しあっていたからこそできていたことだと、振り返ります。まさに、長い間の努力が報われた瞬間だったのです。そうして今、次のステージである世界の頂点に向けて躍進を遂げていこうとしています。

【3】9年間取り組んできた教育研修、6/18は「夢プレゼン」で締めくくる

そんな米田監督がこだわる「考え方」の教育を、2015年からアチーブメント株式会社が支援しています。アチーブメント株式会社は創業から35年間・47万名の方に提供してきた教育メソッドをもとに、「勝つ目的」を明確化する研修を毎年実施し、今年で9年目になります。年2日間のこの研修の時間が、選手一人ひとりが自分を支える「考え方」を磨いていく時間であり、チームの根幹を見つめ、そして固め直していく時間なのです。ワークショップや、体験型のコンテンツを通じて、選手一人ひとりが「なぜ体操をするのか?」「なぜ勝ちたいのか?」「どんな選手になりたいのか」を深く考え、落とし込み、全員に伝えていきます。

次回は6月18日(日)に開催します。9年目初回の研修であり、選手一人ひとりが自分の「勝つ目的」をアウトプットする「夢プレゼン」を行う予定です。未来の金メダリストの「決意の時」を目にすることができる貴重な機会になるかもしれません。

【4】研修の詳細
日時:2023年6月18日10:00~18:00
会場:徳洲会スポーツセンターかまくら
参加者:選手・コーチ・監督 計16名

プロジェクト詳細はコチラ