「言葉にする」ことで自信を育み、夢や目標の実現に一歩近づくことを学ぶ機会
菊池雄星選手・大谷翔平選手の出身校として知られる花巻東高等学校では、全校生徒を対象にした「オリジナル生徒手帳」を活用した『立志 夢実現』特別カリキュラムを2019年から導入、今年で5年目となりました。今年3回目となる全校生徒向けの授業では、生徒一人ひとりがお互いに”夢や目標をプレゼンし合う”ワークを行いました。また、年に一度の教員向け研修も開催いたしました。
■世界のスターも実践している、「夢や目標を描くこと」・「言葉にすること」
今や世界的なスターとして名を馳せている菊池雄星選手や大谷翔平選手。今年、WBC2023で侍ジャパンが優勝し、MVPを獲得した際に、大谷選手が学生時代に『WBCでMVPをとる』ことを目標設定されていたことがニュースで話題になりました。高校時代を過ごした花巻東高等学校を卒業し、世界を舞台に活躍している彼らは、「夢や目標を具体的に描くこと」、「夢や目標を言葉にすること」の大切さを証明してくれています。
■導入5年目、累計48万人の人材教育に従事した教育企業と共同開発した特別カリキュラム
花巻東高等学校の教育の指針は「立志 夢実現」。文字通り志や夢を打ち立て、そこから逆算をした毎日を生きるということです。よりこの教育理念を浸透させていくべく、2019年に、累計48万人の人材教育に従事した人材教育のプロであるアチーブメント株式会社と共同で、オリジナル手帳『立志 夢実現プランナー』を開発。手帳や映像教材を用いながら、「社会人人生を見据えた中長期的目標から、逆算した高校生活を送る」ための特別カリキュラムに取り組んできました。
今年で5年目となる「立志 夢実現特別カリキュラム」、今年3回目となる11月24日(金)の授業では”夢や目標をプレゼンし合う”特別授業を行いました。
生徒たちは、「スポーツトレーナーになりたい!」、「助産師になります。」、「早稲田大学に合格したい!」など、様々な夢や目標をプレゼンテーションしていました。そして、その夢を叶えている自分だったとしたら、来年1年間、もしくは卒業までにどのような目標を達成するのかという具体的な目標と計画を考え、仲間に宣言しました。
生徒たちは毎日、オリジナル生徒手帳「立志夢実現プランナー」を活用して、夢や目標と向き合っています。その自分の夢や目標を「言葉にする」ことで自信を育み、決意を固めることで、夢や目標の実現に一歩近づくことを学ぶ機会となりました。
■さらなる指導力開発を目指して教員向け研修にて手帳の使い方や指導方法を共有し合う
教員の多くも、生徒と同じオリジナル手帳『立志 夢実現プランナー』を活用し、毎日のホームルームで生徒への指導を行っています。研修の冒頭では、生徒のアンケートをもとに、手帳の活用事例をシェアし合いました。
そして、後半では、Z世代と呼ばれる生徒たちは、どのような特徴があり、どのような関りをするとよいのかを、講師である針生のマネジャーとしての現場の事例や、日々先生方が感じている疑問や課題も交えながら、ディスカッションをし、さらなる指導力向上を目指す機会となりました。
■詳細
▼教員向け研修
・日程:11月20日(月)
・場所:花巻東高等学校
・講師:針生栄司(アチーブメント株式会社 九州エリア担当マネジャー/熊本営業所 営業所長)
▼全校生徒向け授業
・日程:11月24日(金)
・時間:1年生 10:00-10:50/2年生 11:00-11:50/3年生 12:00-12:50
・場所:花巻東高等学校
・講師:針生栄司(アチーブメント株式会社 九州エリア担当マネジャー/熊本営業所 営業所長)
▼プロジェクトの詳細
https://corp.achievement.co.jp/project/hanamakihigashi/