学生の主体性を育み、卒業後に活躍する人材育成を目指すPBL型の授業
日本大学松戸歯学部では、2023年4月から3年生を対象とした通年・必修授業「医療行動科学3」の内容制作・実施をアチーブメント株式会社と共同で行っています。これまで現役歯科医院経営者がゲスト講師として授業を行ってきましたが、10月30日(月)の授業では、金融のプロをゲスト講師に招きお金との付き合い方について学びます。知識としての金融教育ではなく、理想の歯科医師像と向き合い、お金との付き合い方を考えます。
■卒業後に活躍する人材育成を目指すPBL型の産学共同開発カリキュラム
日本大学松戸歯学部では2023年4月から、3年生を対象とした通年・必修授業「医療行動科学3」の内容制作・実施を、アチーブメント株式会社とともに行っています。
カリキュラムは、少子高齢化の加速をはじめとした時代の変化をにらみ、職業人として活躍する力を高めるため、従来の知識の詰め込み型の講義だけではなくPBL型の授業です。
「タイムマネジメント力」「コミュニケーション力」「リーダーシップ力」を強化し、活躍する歯科医師を輩出することをゴールに、国家試験合格率向上を目指します。
講師を担当しているのは、医療法⼈CSDSななくに⻭科の院⻑、アチーブメント株式会社の認定講師、⼀般財団 法⼈⽇本プロスピーカー協会 顧問 認定シニアプロスピーカーでもある、深沢宗主⽒と、日本大学松戸歯学部衛生学講座教授の有川量崇氏が担当。
■活躍する歯科医師として必要な能力とは
これまで全国各地で活躍する現役歯科医師・院長をゲスト講師に招き授業を行ってきました。歯科医師としてのやりがいや使命から、具体的な施術のカウンセリング技術や歯科医院経営についてをお伝えしてきました。
今回は、金融のプロをゲスト講師に招き、活躍する歯科医師に必要な能力でもあり、どの職業人にも求められるお金との付き合い方について授業を行います。
授業で目指すのは、知識としての金融教育ではなく、『自分自身の理想と向き合い、お金との付き合い方を学ぶ』ことです。歯科医師を目指す学生たちには、将来、勤務医・独立開業・事業承継など様々な理想の歯科医師像があります。その実現のために必要な能力として金融教育に取り組みます。
■授業概要
ゲスト講師は、一般財団法人日本プロスピーカー協会 認定エグゼクティブプロスピーカーであり、数々の最高成績や賞受賞をしてきた金融のプロ、大手外資系生命保険会社の山内 誠治氏です。
山内氏が講師として学生に伝えたいことは、正しい知識としての金融リテラシーはもちろんのこと、それ以上に人生におけるお金との付き合い方についてだといいます。金融のプロとして山内氏が多くの経営者や誰もが知っている著名人などのお客様を担当してきて感じていることは、「お金と幸福度は必ずしも比例しない」ということ。
ビジネスで成功し高級車や時計などをいくつも買っている人が、実はプライベートでは人間関係に悩んでいる、そんな現実を見てきたからこそ、自分自身の理想に向き合い、今からお金との付き合い方を考える機会にしてほしい。と事前の打ち合わせで語っていました。
▼山内 誠治 氏
大手外資系生命保険会社
一般財団法人日本プロスピーカー協会 認定エグゼクティブプロスピーカー
大学卒業後、都市銀行に入行。その後2001年に大手外資系生命保険会社に入社。2003年度、2004年度と2年連続社内営業成績・個人保険部門全国1位を獲得。以降、社内コンテスト22年連続入賞し、個人保険チャンピオンに贈られる賞を2年連続受賞や21年連続MDRT基準を達成をし、現在は終身会員でもある。21年中、TOTが10回、COTは10回と大きな成果を残している。
<授業の概要>
日時:2023年10月30日(月) 09:00~10:30
場所:日本大学松戸歯学部
対象:3年生対象 通年・必修授業「医療行動科学3」
▼プロジェクトの詳細はこちら
https://corp.achievement.co.jp/project/project-11091/
■日本大学松戸歯学部について
⽇本⼤学松⼾⻭学部は、千葉県松⼾市にある創⽴53年⽬を迎える⻭学部。「⾃主創造」、「⾃ら学ぶ」、「⾃ら考える」、「⾃ら道をひらく」の3つからなる「⾃主創造」を教育理念に掲げる。卒業⽣は6000⼈を超え、⽇本だけでなく、海外でも⻭科医療の最先端で活躍する⼈材を輩出している。