卒業後に歯科医師として活躍する人材育成を目指すPBL型の授業
日本大学松戸歯学部では、2023年4月から3年生を対象とした通年・必修授業「医療行動科学3」の内容制作・実施をアチーブメント株式会社と共同で行っています。7月10日(月)の授業では、8医院を経営し業界平均30倍の成果を出す現役歯科医院 院長の南清和氏がゲスト講師として登壇いたします。
■業界平均の30倍の成果を出す現役歯科医院 院長がゲスト登壇
厚生労働省「第20回医療経済実態調査医療機関等調査」によると、歯科医院の平均売上は4,879万円。さらに個人医院と医療法人の売上平均を比較すると、個人医院は4,469万円、医療法人は9,447万円で、1億円以上の売上をあげるのは全体の11%ほどです。
圧倒的な成果を出す医院では、どのような経営をしているのか、スタッフはどのように働いているのか、これから歯科医師を目指す学生にとって高い関心があるテーマです。
日本大学松戸歯学部が実施している特別カリキュラムでは、次回7月10日(月)に、業界平均の30倍の成果を出している現役歯科医院院長がゲスト講師として登壇します。
ゲスト講師は、医療法人健志会ミナミ歯科クリニック理事長総院長、一般財団法人日本プロスピーカー協会 顧問 認定ベーシックプロスピーカー、JPSA歯科部会 部会長、明海大学歯学部臨床教授、日本顎咬合学会元理事長の南 清和氏です。
南氏は、勤務医から開業し、現在は2つの医療法人・外来歯科4医院・訪問歯科医院4医院を展開しています。現在、スタッフ数は150名、売上は業界平均の30倍の15億円。その背景には、患者さんの喜び・満足を一番に考え、上質な診療を提供するという想いがあります。開業後も、アメリカに渡り高度な学術・臨床を学び研鑽し続けていらっしゃいます。
講師の話をもとに、生徒一人ひとりが、自分自身がなぜ歯科医師になりたいのか、どんな歯科医師を目指すのかを深める機会です。
▼南 清和 氏
大学の歯学部を卒業後勤務医を経験し、1990年に初代で新大阪に歯科医院を開業。開業後も高度な学術、臨床をアメリカで学び研鑽し、患者さんの喜び、満足を一番に考えた上質な診療を目指す。現在、2つの医療法人・外来歯科4医院・訪問歯科医院4医院を展開。スタッフ数は150名、売上は15億円。現在、プレイイングマネージャーとして毎日クリニックにて最前線の治療を実践し、週末は全国で歯科関係者に研修や講演を行っている。
■日本大学松戸歯学部について
⽇本⼤学松⼾⻭学部は、千葉県松⼾市にある創⽴53年⽬を迎える⻭学部。「⾃主創造」、「⾃ら学ぶ」、「⾃ら考える」、「⾃ら道をひらく」の3つからなる「⾃主創造」を教育理念に掲げる。卒業⽣は6000⼈を超え、⽇本だけでなく、海外でも⻭科医療の最先端で活躍する⼈材を輩出している。
■産学共同開発カリキュラムの詳細
日本大学松戸歯学部では2023年4月から、3年生を対象とした通年・必修授業「医療行動科学3」の内容制作・実施を、アチーブメント株式会社とともに行っています。
カリキュラムは、少子高齢化の加速をはじめとした時代の変化をにらみ、職業人として活躍する力を高めるため、従来の知識の詰め込み型の講義だけではなくPBL型の授業です。「タイムマネジメント力」「コミュニケーション力」「リーダーシップ力」を強化し、活躍する歯科医師を輩出することをゴールに、国家試験合格率向上を目指します。
講師は、医療法⼈CSDSななくに⻭科の院⻑、アチーブメント株式会社の認定講師、⼀般財団 法⼈⽇本プロスピーカー協会 顧問 認定シニアプロスピーカーでもある、深沢宗主⽒と、日本大学松戸歯学部衛生学講座教授の有川量崇氏が担当。
<特徴>
毎週月曜1限目に実施。1週間の振り返りとプランニングを行い、目標達成に向かう習慣形成をサポート
ティーチングスタイルではない、アクティブラーニング形式の授業