素質に依存せずにエースを育ててきた、王貞治監督も絶賛の新・マネジメント法
現役時代は東京ヤクルトスワローズのエースとして、チームの実績向上に大きく貢献し、その後も監督・コーチとして数々の球団を日本一に導いてきた尾花氏。選手一人ひとりが持つ可能性を引き出す育成が高く評価され、「自ら成長する」数々の有力選手を輩出してこられたました。先日発刊された新刊を紐解きながら、「育成の極意」を直接お伝えする出版記念講演会を全国9会場にて開催いたします。
命令や強制では選手は育たない
これまでの野球界では、監督・コーチからの一方的な指示や強制的なスタンスによる指導が一般的でした。しかし、世間は「パワハラ問題」などが取り沙汰されており、一体どのように指導をすればよいかと頭を抱える指導者も多いはずです。数々の球団で実績を上げてきた尾花髙夫氏は、「強制的な指導法を使わなくても選手を育てられる」と主張しており、野球界の常識と真逆のスタイルを貫いているのです。
選択理論心理学をベースにしたマネジメント手法
尾花氏が取り入れいているのは、「外からの刺激によって人を動かそうとするのは間違いである」と主張する選択理論によるマネジメント。それは、良好な信頼関係をもとに選手の主体性とやる気を育んでいくスタイルです。一見すると、甘やかす指導のように感じてしまいます。ですが、尾花氏は実際にこの指導法を使って数々の実績を築き上げて来たのです。
重要なのは質問のスキル
では、いかにして主体性を育むのか。その秘訣は選手たちの「願望の明確化」にあります。「どのような選手になっていきたいのか?」「どのような活躍がしたいのか?」「そのためにどのような練習をしていくのか?」など、指示・命令ではなく様々な角度から質問を投げかけ、選手が持つ力を引き出していく指導です。
尾花氏の著書「部下がみるみる成果をつくりだす一流を育てる方程式 」では、拡大質問・未来質問・肯定質問という具体的な3つの方法を紹介しています。
マネジメントの極意を全国9会場にて尾花氏が講演
業界の常識と真逆のマネジメントスタイルを凝縮した著書の出版を記念して、全国にて出版記念講演を行います。尾花氏が選択理論をマネジメントに取り入れた経緯や、斉藤和巳選手を始めとした数々の名プレイヤーを育成したストーリーなど、舞台裏のエピソードを交えながら尾花氏が直接お伝えします。
日時・場所
【札幌】2019年7月17日 18:45~20:30 @北海道立道民活動センター
【山口】2019年8月27日 14:00~16:00 @カリエンテ山口
【名古屋】2019年9月23日 14:00~16:00 @ウィンクあいち会議室1002
【東京】2019年10月15日 18:30~20:30 @アチーブメント東京研修センター
【群馬】2019年10月16日 19:00~20:30 @たまごホール
【福岡】2019年10月17日 18:30~20:30 @福岡ソフトリサーチパーク
【大阪】2019年10月23日 18:30~20:30 @アチーブメント大阪研修センター
【富山】2019年11月5日 19:00~21:00 @富山県民会館 ホール
【仙台】2020年1月21日 18:00~20:00@トラストシティカンファレンス仙台