「プロジェクトがうまく回らなかったのは
リーダーのせいだ」
「目標を達成できなかったのは
上司が教えてくれなかったからだ」
「ミスをしたあの人のせいで試合に負けた」
スポーツでも仕事でも、
チームで目標達成を目指す過程の中で、
誰しもがそんな心の声を
聞いたことがあるのではないでしょうか。
チームでうまくいかないとき、
つい人のせいにしたくなるのが人間です。
しかし、実はこの
「人のせいにする」行為こそが
チームのパフォーマンスを
最も低下させる原因だと言われています。
今回、2019年から花巻東高校で実施している
『立志夢実現特別カリキュラム』の一環として
学年別の授業のうち
チーム力を高める「ヘリウムリング」ワークを
1.3年生に向けて実施しました。
講師は、普段大企業等の研修にも登壇をする、
シニアプロスピーカーの永田真樹子さん。
そのファシリテーションのもと、
負荷がかかった状況での
自分の考え方や行動の癖。
その一つひとつがどのようにチームに
影響を及ぼしているのかを知り、
「強いチーム」の創り方を
体感した時間でした。
かつて大谷翔平選手が在籍していた
硬式野球部でも実施し、
組織の文化を大きく変えた
きっかけとなりました。
強いチームの条件。
それはいつ、いかなる状況であったとしても、
お互いを鼓舞し、信頼し、尊敬し合う。
そして、掲げる目標の達成を全員が信じ、
一人ひとりが全力を尽くせる関係性にある
と言っても過言ではありません。
この機会が、1人でも多くの生徒にとって、
更なる挑戦の糧になることを願っています。
これからも花巻東高校との
共同プロジェクトを通して、
世界に羽ばたくリーダーの
輩出に努めてまいります。