アチーブメント株式会社を1987年に創業してから38年以上の月日が流れました。
創業時から大切にし続けてきたのは、経営の目的は
「利潤の追求ではなく、縁ある人を幸せに導くことである」という考え方です。「三方良し」という近江商人の経営哲学の「三方」が意味する、
社員幸福度・顧客満足度・社会貢献度の3つの分野において、常に高みを目指し続けるということです。
「社員幸福度」において目指してきたのは、
全社員が選択理論心理学で定義している「5つの基本的な欲求」を満たせる会社づくりです。
①生存の欲求:心身ともに健康で働ける会社
②愛・所属の欲求:良好な人間関係を育むことができる会社
③力の欲求:社会的地位や公平な評価、やりがいや充実感のある会社
④自由の欲求:高い報酬を得られる盤石な財務体質を持つ会社
⑤楽しみの欲求:主体的に楽しく生き自己実現を果たせる会社
この5つの要素を踏まえ、世界一社員を幸せにできる会社を目指してきました。
「顧客貢献度」において目指してきたのは、
顧客に対して高い付加価値を届けられる、業界No.1のサービスの提供です。お客様が成果を出し、物心両面の豊かな人生を送ってもらうためのサービスの質に徹底的にこだわってきました。
「社会貢献度」において目指してきたのは、
高い水準で納税し続けることです。事業目的から一貫した経営で黒字を出し続ける、そして健全に納税をすること。これが企業にとって最も重要な社会貢献であると考え、取り組んできました。また、税引後当期純利益の1割を社会貢献活動にあて、私たちにできる
等身大の取り組みに力を入れてきました。
この3つの分野を徹底的に追求する経営こそが、アチーブメントの企業理念である
『上質の追求』が表現する経営です。どれも、言葉にすれば当たり前のことかも知れません。しかし、当たり前のことを特別に熱心に、しかも徹底的に取り組んだ先にこそ、真の繁栄が訪れていくと私は考えています。
お陰様で2022年には、日本テレビ放送網株式会社(以下「日テレ」)との
業務・資本提携が実現しました。日テレは、日本で地上波視聴率が最も高いメディアであり、全国の津々浦々に展開されている情報発信のネットワークと、映像制作・コンテンツ制作における高い技術力を有しています。その発信力と技術力を最大限にお借りし、わが社が理想とする教育を加速度的に展開するチャンスをいただきました。
世界最高峰の人財教育コンサルティング企業を目指して、これからも当たり前のことを特別に熱心に、しかも徹底的に取り組み続け、社員・顧客・社会とともに成長し続けて参ります。